パワハラ恫喝明石

明石・神戸・東播からパワハラ・恫喝をなくそう

そのためには、明石市長のパワハラ・恫喝の検証が必要です。

明石商業の野球部部長らの不祥事

・野球部を甲子園に導いたということで、野球部関係の教師には何をしても良いという雰囲気はなかったのか?
・正論を吐く教師がものを言えないことになってはいなかったのか?
・記者会見が遅れたが、学校・教育委員会にこの問題を隠そうとする意図はなかったのか?

・野球部の生徒の不祥事に対してもみ消すという風土はなかったのか?

 私は以前明石市長のパワハラ・恫喝において、実績をあげていれば、パワハラ・恫喝は許されるという社会的な風潮が醸成され、助長する可能性を指摘した。
 またも明石から、明石市立高校の問題である。教育委員会や高校内部の調査ではなく、三者委員会を立ち上げて詳細な調査とともに、全貌を包み隠さずオープンにしてほしい。

 そして、明石地域で、問題を起こした当事者が実績をあげていれば、少々のこと(少々のことではないが)許されるという風潮を醸成・助長されないように、白黒を明確につけてほしい。

明石商野球部長ら、泥酔状態で迷惑行為 校長謝罪【2020/2/21 神戸新聞

3月19日に開幕する「第92回選抜高校野球大会」に出場する兵庫県明石市明石商業高校の野球部長ら教員3人が酒に酔い、交差点内で立ち小便するなどの迷惑行為をしていたことが21日、分かった。同市教育委員会が会見を開き、同校の楠田俊夫校長が「信用を失墜する行為。生徒や保護者らに申し訳ない」と謝罪した。

 市教委によると、17日夜、同校教諭ら19人がJR明石駅近くの居酒屋で懇親会を開いた。2次会終了後の18日午前0時ごろ、サッカー部顧問の20代の男性教諭が交差点内で立ち小便し、同僚が制止した。

 野球部長の30代男性教諭は歩道で寝転んだり履いていたスリッパを投げたりし、同部コーチの20代の男性非常勤講師はバス停の時刻表を押したり蹴ったりした。3人とも泥酔状態だったという。

 18日午後、市民から市教委に連絡があり、楠田校長らの聞き取りに対し、3人は「申し訳ない」と認めたという。3人とも20日から部活動の指導を外している。市教委は詳細が分かり次第、処分を検討する。

 日本高野連には21日午後、同校の報告を受けた兵庫県高野連から一報があった。日本高野連の小倉好正事務局長は「近年において、指導者だけの(不祥事の)場合はチームを差し止めた例はない」とし、指導者の処分はチームの選抜出場には影響しないとの見通しを示した。

 楠田校長は「野球部長らを信用してついてきてくれた生徒や保護者に罪はない。(選抜大会に)出場できない事態は避けたい」と述べた。

 明石商野球部の選抜選出は2年連続3度目で、甲子園出場は一昨年夏から4季連続となる。

神戸新聞NEXT|総合|明石商野球部長ら、泥酔状態で迷惑行為 校長謝罪
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この記事をどう評価するのかを考えてみたい。
2月17日の夜
①「野球部長の30代男性教諭は歩道で寝転んだり履いていたスリッパを投げたり」
 → 「道路交通法違反」にはならないか?
②「同部コーチの20代の男性非常勤講師はバス停の時刻表を押したり蹴ったり」
 →  「器物破損」
③「サッカー部顧問の20代の男性教諭が交差点内で立ち小便」
 → 「公然わいせつ」、「軽犯罪法違反」

平成17年10月の本審議会の答申「新しい時代の義務教育を創造する」においては、優れた教師の条件について、大きく集約すると以下の3つの要素が重要であるとしている。
1.教職に対する強い情熱
 教師の仕事に対する使命感や誇り、子どもに対する愛情や責任感など
2.教育の専門家としての確かな力量
 子ども理解力、児童・生徒指導力、集団指導の力、学級づくりの力、学習指導・授業づくりの力、教材解釈の力など
3.総合的な人間力
 豊かな人間性や社会性、常識と教養、礼儀作法をはじめ対人関係能力、コミュニケーション能力などの人格的資質、教職員全体と同僚として協力していくこと

を例に考える。
①、②、③とも、総合的な人間力が欠けていることは明らかである。3.の「豊かな人間性や社会性、常識と教養、礼儀作法」が全く無い。
 そのような教員に2.における「子ども理解力、児童・生徒指導力、集団指導の力、学級づくりの力、学習指導・授業づくりの力」などを養わせようとしても、生徒は聞く耳を持たない。

 このような教員が教師の仕事に対する使命感や誇り、子どもに対する愛情や責任感など言えるはずがない。

◯事実関係等で間違いがあれば連絡願います。 変更・削除等、検討します。